PROJECT LIFE LAND SHIBUYA

渋谷エリアでカルチャーを通じたにぎわい創出をめざすCCCと東急不動産が締結した「まちづくり協定」に基づき7月25日「渋谷サクラステージ」に4店舗出店

2024.07.17

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社と、東急不動産株式会社は、渋谷を中心とした広域渋谷圏においてカルチャーの力でにぎわいをつくることをめざす「まちづくり協定」を2023年5月に締結した。その「まちづくり協定」に基づき、7月25日(木)に、「Shibuya Sakura Stage(以下「渋⾕サクラステージ」)」の東急不動産が所有する商業エリアにCCCが手掛ける、渋谷エリア最大級の書店である「TSUTAYA BOOKSTORE」、渋谷で4店舗目となる「SHARE LOUNGE」、CCC アートラボが展開する「re-search」、CCCマーケティング総合研究所(以下、CCCマーケティング総研)が企画に携わり食をベースとした地域応援・生産者支援を⾏うお土産屋「CHEEAT TOKYO(チート トウキョウ)」がオープン。東急不動産とCCCが持つ様々なリソースと経験を最大限に活かし、今まで以上に渋谷エリアににぎわいを生み出す場を創出していく。

これまで両社は「まちづくり協定」の第一弾として、2023年6月から約1年間、4回にわたり渋谷サクラステージ近辺の施設においてCCCアートラボによる「Might Be Classics」と題したアートプロジェクトを展開してきた。このプロジェクトは、日本においてまだ馴染みが薄く発表の場も限られているアートにも焦点を当てることにより、アーティストひとりひとりが“主役“として躍動する”場“を創り、最先端の感受性を持ち発信力のある若者が集う渋谷の街でアーティストとアートファンの「共創の輪」を広げることを目的としている。次世代のアーティストに発表の場を提供、支援し、異なるジャンルのアーティストが”場“を通してつながる機会を創出したいという想いでスタートした。

新たな取り組みとして渋谷サクラステージに、CCCが有する様々な知的資本を組み合わせ、渋谷最大級の書店や、渋谷エリアで4店舗目の「SHARE LOUNGE」、アートコミュニティスペース、食をベースとした地域応援の場などを展開する。

カルチャーの力でにぎわいを生み出す「まちづくり協定」

東急不動産とCCCは、広域渋谷圏おいて、包括的な相互協力関係を構築し、両社の施設やコンテンツといった様々なリソースを活用した、カルチャーを軸としたイベントの開催および次世代アーティスト支援を行う、「カルチャーを育むにぎわいのまち」をめざして「まちづくり協定」を締結。

渋谷サクラステージでは、従来の賃貸借の関係を超えた新しいかたちの「テナント共創」に取り組み、渋谷サクラステージ至近のイベントスペース「Shibuya Art Collection Store」でのイベント開催に取り組んだほか、広域渋谷圏においても各地でのイベント開催などを通じて、まちのにぎわい創出・コミュニティ形成・エリアブランィングの推進を目的として活動している。

にぎわい創出を目的とした「渋谷サクラステージ」への出店について

1:渋谷エリア最大級の書店「TSUTAYA BOOKSTORE」、渋谷で4店舗目の「SHARE LOUNGE」

「SHIBUYA の今とこれからを過ごす全ての人々の生き⽅が広がる場」をコンセプトに、渋谷エリア最大級の約16万冊の在庫を備える書店として「TSUTAYA BOOKSTORE」がオープン。渋谷エリアを利用するワーカーに向け「ビジネス」ジャンルの書籍を多く取り揃える。また、朝8時から夜11時まで営業している併設の「SHARE LOUNGE」では、仕事で利用しやすいようWi-Fiや電源を完備した1名用の席や個室、会議室を備えている。渋谷駅直結というアクセスのよい場所にあり、ドロップインで使えるので、急な打ち合わせなどにも利用可能だ。

さらに、「TSUTAYA BOOKSTORE」内では、「アート」ジャンルの書籍も多く取り揃えるだけでなく、隣接のアートコミュニティスペース「re-search」と連携し、関連するアーティストのzineやグッズなどの商品を展開する。

場所:渋谷サクラステージ4階
営業時間:8:00~23:00

2:アートの力で渋谷を盛り上げる「re-search」

CCC アートラボが手がける、アートコミュニティスペース。次世代アーティストを応援する企画やイベントを通じて、渋⾕をアートの力で盛り上げていく。

【開業時の展開について】
■期間:~8月25日(日)
■作家:松下徹&新美太基
■作家プロフィール

 ・松下徹
1984年神奈川県生まれ。2010年東京藝術大学先端芸術表現科修士課程を修了。化学実験や工業生産の技術によって絵画作品を制作。高電圧の電流によるドローイング、塗料の科学変化を用いたペインティングなど、システムが生み出す図柄を観測・操作・編集するプロセスにより絵画作品を制作。近年はパターンや記号など、一定のルールによって生成される幾何学的形態をハンドペイントで描く作品シリーズに取り組んでいる。ストリートカルチャーに関する企画を行うアートチームSIDE COREのディレクターの1人でもあり、国内のストリートカルチャーに関するリサーチ/執筆をおこなっている。近年の個展に、「Long Circuit」(HARUKAITO by island、東京、2020)、「CUTTER」(SNOW Contemporary、東京、2019)など。

・新美太基
楽曲制作と共に、音楽プレーヤーや楽器などを自主制作した音響インスタレーション作品を制作。またプログラミングや装置の製作などを通し、様々なアーティストやミュージシャンの音響や展示制作をサポートすることを活動とし、近年では∈Y∋(BOREDOMS)の新プロジェクトFINALBY( )のメンバーとして、フジロックフェスティバル‘21に参加。またSIDE COREのプロジェクトにおいて「Reborn-Art Festival」(2022)に参加している。

場所:渋谷サクラステージ4階
営業時間:8:00~23:00

3:渋谷から食を通じて地域や生産者を応援する「CHEEAT TOKYO」

全国各地にある美味しいものや伝統技術、生産者や職人の想いを体験できる「食品とアパレル雑貨のお店」。東京ではここでしか買えない地域のレアな商品やSDGsグッズなどを取り揃えている。

データ×クリエイティブ×コンサルティングのチカラで地方課題をさまざまな方と共に解決していくことをめざすCCCマーケティング総研による企画プロデュース、代官山青果店を運営するイロエンターテインメイントの店舗運営により、生活者ニーズを踏まえ渋谷から全国各地の想いを発信することで、都市と地域をつなぐカルチャースポットをめざす。

【開業時の展開について】
オープニングイベントとして、都市循環型の屋上ファームを拠点に農福(のうふく)連携やパラアートに取り組む「AGRIKO」の農福連携コーナー、餃子超人「オガサワラガク」と納豆アパレルブランド「ネバネバビーン」による旬な商品展開、お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサイト「おてつたび」と生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」のコラボレーション企画“日本全国の生産者と渋谷をつなぐガチャ”を展開。その他、先着購入特典として”オリジナルトートバッグプレゼント”や、取扱商品を厳選して詰め合わせした”ラッキーバッグ”を限定販売予定。

場所:渋谷サクラステージ2階
営業時間:10:00~21:00

 CCCと東急不動産は、引き続き、本協定を通じ、広域渋谷圏において両社のリソースを活用し、本、空間、アート、食など、様々なカルチャーをテーマに、イベントの開催および次世代で活躍する人々の支援を行い、渋谷エリアで「カルチャーを育むにぎわいのまち」を創出していく。

■各店舗の詳細情報については、渋谷サクラステージ公式HPをご覧ください。

東急不動産公式プレスリリース